学生へのメッセージ
古代ギリシャでは奴隷から自由市民になるための技がリベラルアーツ=教養でした。現代においてもあなた自身を自由にするアーツ(技)です。ここで高い知性と論理性を身につけ、世界の未来に自由をもたらして下さい。
出身大学 |
福岡県立大学 人間社会学部 社会学科 |
最終学歴 |
九州大学大学院 比較社会文化学府 国際社会文化専攻 博士課程 単位取得退学 |
取得学位 |
- 1997年:学士(社会学)
- 1999年:修士(比較社会文化学)
- 2017年:博士(比較社会文化学)
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専門分野 |
- アメリカ文学・文化
- アフリカン・アメリカンの文学・文化
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主な担当科目 |
- 英米文学実践論
- コミュニケーション英語基礎・実践(Speaking)
- コミュニケーション英語基礎・実践(Writing)
- 英語リーディング・ライティング基礎・実践
- 英語リスニング・スピーキング基礎・実践
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所属学会 |
- 日本文藝家協会
- アメリカ学会
- アメリカ文学会
- 比較文明学会
- 多民族研究学会(MESA)
- 日本ホイットマン協会
- American Studies Association (ASA)
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現在の研究テーマ |
- 1930年代の連邦作家計画と文学の関係について
- 連邦作家計画の収集したスレイヴ・ナラティヴから奴隷の使っていた古い英語の修辞や隠語を解き明かすこと
大恐慌時代、ルーズベルト大統領はニューディール政策で多くのブルーカラーの失業者に雇用を与えました。実は失業した作家たちも、政府から雇われていた時期があります。作家たちに与えられたミッションは、なんとアメリカについてのガイドブックを書くことでした。完成した数百を超えるガイドブックには何が書かれたのでしょうか?作家たちの想像上のアメリカの姿を浮き彫りにすることと、ガイドブックとその後のアメリカ文学の関係を検討することが目下の私の研究です。 |
主な教育・研究実績 |
- 著書(共著)Rewriting America: New Essays on the Federal Writers' Project (University of Massachusetts Press, 2022)
- 著書『奴隷の文学誌―声と文字の相克をたどる』(青弓社、2018年)<アメリカ研究振興会出版助成、比較文明学会奨励賞受賞>
- 研究費採択「連邦作家計画リヴィング・ロアにおける<声>の多角的研究」(科学研究費助成若手研究 2023-2027年度)
- 研究費採択「1930年代連邦作家計画のガイドブックにおけるアメリカン・ナラティヴの創出」( 科学研究費助成若手研究、2018-2022年度)
- NHK文化センター柏教室講師「QUEENボヘミアン・ラプソディを大解剖!」「ポップスで英語を学ぼう〜A Natural Woman/キャロル&アレサ」等(2019年より不定期)
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関連情報 |
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