CGU NEWS
2026.06.22
商学部

中野ゼミ「大人たちの金曜日」実施報告

5月30日(土)、商学部 中野 健秀 教授のゼミ生(演習Ⅰ~演習Ⅲ)を対象に「大人たちの金曜日(第72回)」が行われました。中野ゼミの「大人たちの金曜日」とは、ゼミ生たちのキャリアについての視野を広げ、考えを深めることを目的とし、さまざまな業界の社会人をお招きして現在の仕事と過去の経験をざっくばらんにお話しいただく会です。

今回は株式会社あじかん 取締役会長の足利 恵一氏にお越しいただきました。足利氏は食品メーカーに就職後、株式会社あじかんに入社され、様々な役職を経たのち、代表取締役社長を経て現在は取締役会長を務められています。
20260622_中野ゼミ05株式会社あじかん 取締役会長 足利 恵一氏
講演では、足利氏ご自身のこれまでの歩みをもとに、仕事に向き合う姿勢、人との出会いから学ぶことの大切さ、そしてリーダーとしての在り方についてお話しいただきました。特に伊達政宗の「中道」の考え方や、渋沢栄一の「論語とそろばん」、さらに「仁・義・礼・智・信・厳・勇」といった言葉を手がかりに、社会で生きていくうえで大切にすべき考え方を、具体的な経験を交えながら分かりやすく語っていただきました。
専門的な知識を身につけることはもちろん重要ですが、それだけではなく、多くの人と出会い、本を読み、歴史や文化に触れ、自然を感じる機会を持つことが、人としての土台を豊かにし、仕事にも人生にもつながっていくことが示されました。

また足利氏は「知らないこと」を恥ずかしいことではなく、新しい学びを得る機会として前向きに受け止める姿勢についても語られました。知らないことに出会ったときこそ、自分の世界を広げるきっかけであり、成長の入口であるという考え方は学生たちにとっても印象深いものとなりました。
さらに、上に立つ者ほど現場に足を運び、自ら体を動かすことの大切さについてもお話しいただきました。日々の掃除や現場での実践を通じて、周囲との信頼関係を築き、言葉だけでなく行動によって伝えていくことの重要性が語られ、足利氏の「背中で語る」リーダーシップが、具体的な体験とともに学生たちに伝えられました。

今回の講演は、学生たちにとって、将来の仕事や人間関係について考える貴重な機会となりました。相手を変えようとするのではなく、自分自身の行動を見つめ直すこと、困難に直面したときにも諦めずに挑戦し続けること、そして幅広い学びを通じて自分の人生を豊かにしていくことの大切さを学ぶ時間となりました。
20260622_中野ゼミ02
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(以下は受講したゼミ生の感想です)
  • 80歳の先生とのエピソードから学びの楽しさを知り 、思いやりを持って接することの大切さに気づかされました。以前は自身の知識不足に落ち込むことが多かったですが 、知らないを知る喜びや、それが自己成長のきっかけであるとポジティブに捉えられるようになりました 。スライドがないからこそ、よりお話に集中することができ、とても濃い時間を過ごせたと感じました。(2年 福井結衣さん)
  • 伊達政宗の「中庸」の話から、一つのことに偏らず多様な経験を大切にしなければいけないと感じました 。また、会長という立場でありながら自ら現場で動き「背中で語る」姿勢に刺激を受け 、自分も背中で語れるようになりたいと思いました 。知らないことを知る「学び」を宝物と捉える考え方に触れ 、新しい知識を得て成長していく楽しさにも気が付きました 。(4年 阿部柊一さん)
  • 「中道」の位置を高めるために専門学だけでなく多くの本や歴史、自然に触れることの重要性を学び 、「相手を変えることはできないが自分は変われる」というお話を聞いて、人間関係への教訓を得ました 。一つのやるべきことにこだわり孤立するのではなく 、周囲と支え合い、人とのつながりを大切にして成長していこうと思えるようになりました。(2年 神山暖太さん)
  • 毎日自ら掃除などの現場仕事を行い、気遣いをもって背中で語る行動力に驚きました 。また、知恵を交換するとプラスになるというお話や 、人が与える感動の大きさを学びました 。興味のないものは敬遠しがちだった受講前と比べ 、小さな気づきを大切にしながら、古いものを磨いて新しいことに挑戦したいとおもいました。(4年 岸田颯太さん)
  • 自分の体が一番大事など自分をメインに据えて大事な順序を並べることや 、過去を見て未来を予測する大切さを学びました 。元々は学ぶことが好きではなく、物事への熱意や好奇心を持続させる方法に悩んでいましたが 、講演を通じて好奇心を保つ方法を見つけ 、他者を変えようとせず謙虚に付き合う姿勢の大切さに気づかされました。(2年 ウ ブンリョウさん)
中野ゼミのテーマは「情報技術の活用を学ぶ -その応用と教養の形成-」です。「情報技術の活用」を軸としながらも「自分の人生をより楽しくする」ことを根底におき、プロモーションビデオの制作や時事問題考究など、様々な研究活動を行っています。
 
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