経済コース

経済コース
多様化する経済の動きを見極め
社会の中核を担う即戦力の人材を育てます

経済コースの学び

[将来の進路]
経済活動の仕組みを学びあらゆる企業の即戦力に!
◉アナリスト ◉シンクタンク研究員 ◉商社・流通系企業(営業・総務・企画戦略) ◉広告代理店 ◉公務員 ◉マーケティングリサーチャー など

相乗効果を生む経済と商学ダブルの知識

価格、賃金、税金、金利、為替など経済的な要素を「自分ごと」に置き換えながら一つひとつ解きほぐしていくのが本コースです。経済と商学の知識を生活の中でどのように活かすのかを考えながら、商学の実務能力や経済の専門スキル、経済社会を中長期的に見渡すことのできる広い視野を養います。
経済コースの学び

求められる合理的な判断力

金融市場の多様化や急速な情報化などの影響で、世界の経済環境は激しく変化し続けています。このような世界で活躍するために大切なのは物事を合理的、つまり“最もよい形”となるように判断する力。いかに合理的に判断・理解し、課題を理論やデータを使い解決することができるのか。将来、必ず役に立つ、その「方法」を身につけます。

汎用性が高い経済人へ

経済学は、商学の基礎になる学問。同時に、どんな仕事にも役立つ汎用性の高い学問です。社会が抱える課題に対して「なぜ?」と気づくことができる「注意力」や「問題解決力」を身につけることで、金融、流通、サービス系企業から営業、総務まで、あらゆる業種で活躍できる即戦力の人材を育てます。
経済と「歴史」「労働」「公共料金」の関係を
ひも解いていく楽しさを知りました。
若松 涼太さん
経済コース
東京都立本所高等学校出身
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経済コースを選んだのは、経済学の理解を深めることで社会の流れを読み取る力が身につくと感じたからです。また、ほかのコースの授業も履修できるため、経済学以外に興味がある分野も学べるところが魅力的だと感じています。特に印象に残っている授業は「日本古代・中世経済史」です。経済学の誕生と発展の裏で社会では何が起きていたのか、史実をもとにひも解いていく過程が興味深く、知識欲が高まりました。ゼミでは、ヨーロッパの経済史を研究し、世界経済の動向を読み解いています。「労働法」の授業ではいち社会人として働くうえで重要な労働に関する知識を得ることができ、「公共経済学」では公共料金に関する見聞を広げることもできました。経済と聞くと難しい印象がありますが、日々の生活に影響するものであり、身近な事柄に関連させることでさらなる興味につながっていくことを実感しています。市場経済の流れを読み取る力をさらに高めていき、日本や世界の経済状況をいち早くつかむことができる人材になりたいと考えています。

授業紹介

ミクロ経済学

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消費者、生産者、政府の関係性を具体例を交えて理解していく授業。

消費者は満足度を高めるため、生産者は利潤を高めるために行動した結果、市場でどのような取引が行われるのかとうことを、具体例や練習問題を交えて解説する授業です。環境汚染などの要因が市場に与える影響についても議論します。この授業を通して、市場取引を論理的・客観的に考察できる基礎力を養うとともに、労働や医療、環境などに市場取引が利用されていることの意味を理解できるようになるでしょう。

公共経済学Ⅱ

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国や自治体の経済活動の”望ましい姿”を考えよう。

この授業では、政府や自治体が人々のために行う活動を取り上げながら、必要とされるサービスの供給方法の”望ましい姿”を学んでいきます。そのために経済を税制や財政といった視点から捉え、政府や自治体のあり方を多角的な視点から考えます。私たちの生活は政府や自治体の活動により形成されていること、その活動資金は税金などでまかなわれていることなどの仕組みを知り、”望ましい社会経済”を成り立たせていく方法を考えていきましょう。