丹羽 香

丹羽 香 / NIWA Kaori
教授
丹羽 香先生
学生へのメッセージ
大学時代に何を思って何をやり、どんなことを見聞きして何を思ったか、様々なことが生涯に関与し活きるのではないでしょうか。とにかく何でも「やってみよう!」が大切だと思います。
出身大学金城学院大学 文学部 国文学科
最終学歴北京大学 中国語言文学系比較文学-比較文化研究所 博士課程 単位取得退学
取得学位
  • 1982年:文学士
  • 1994年:文学修士
専門分野
  • 日中文化交流(思想)
主な担当科目
  • 日本語表現
  • 日本事情
  • 比較文学
所属学会
  • 和漢比較文学会
  • 東アジア比較文化国際会議
現在の研究テーマ
  • 近代日中文化交流(思想)
日中両国には20世紀初頭、多くの日本人が中国に赴き、多くの中国人が日本にやってくるという、従来とは異なる直接の交流様態が生じます。そこには儒学や漢詩文を重視する文化に育った日本人の中国に対する思い入れや母国中国の改革に向けて懸命に思索する中国人の強い意志が交錯し、他我の理解の容易ならぬ状況が見て取れます。互いに影響し合う意識や認識について、その具体的な内容や状況を考えています。
主な教育・研究実績
  • 著書(共著)『厳紹璗学術研究』第三章「海外“中国学”与“日本学”的研究」所収「服部宇之吉的“孔教”观念与其国体观念的考察」北京大学出版社(2010)
  • 研究発表「明治二十年代日本における孔子教について」第13回東アジア比較文化国際会議国際学術大会「東アジアと多文化」(2016)
  • 論文「服部宇之吉の孔子教と中国について――その応答・連動」東アジア比較文化研究 第15号(2016)
関連情報