公務員・行政コース

行政コース
より良い地域にするための知識を「理論」と「実践」の両面から学びます

公務員・行政コースの学び

[将来の進路]
◉国家・地方公務員(中央省庁・県庁・市役所) ◉警察官 ◉消防官 ◉行政書士 ◉弁理士 ◉公益法人・独立行政法人職員 など

多角的な視点と問題解決力

憲法や民法といった各種法律の知識をはじめ、政治・行政、環境、福祉、国際関係など豊富なカリキュラムを用意。我孫子市との連携のもと、地域づくりのノウハウを学ぶこともできます。社会を正しい方向に導くための知識を身につけ、多角的な視点から問題を解決できる即戦力の人材を育てます。
行政コースの学び

地域に必要な幅広い知識

私たちは誰もが地域の住民として生活しています。地域社会の仕組みや地域が抱える様々な問題について考えることは責務です。待機児童やゴミの不法投棄といった問題に、一人の人間、地域住民として、どう正面から向き合っていくのか。その解決のために必要な幅広い知識を基礎から身につけます。

充実した公務員対策

公務員に必要な心構えや基礎知識が学べるのはもちろん、過去問題を研究する「公務員特別演習」などの試験対策も充実。その知識を政策に活用する方法も学ぶことができます。現場の第一線で活躍するOBによる特別講義も充実。同じ目標を持つ多くの仲間も公務員への夢を叶える力になります。
私たちの生活を支える「法律」を学びながら公務員という夢をつかむ勉強にも励んでいます。
小林 寿晴さん
東京都立江戸川高等学校出身
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公務員という目標があったことに加え、私たちの生活の基盤である「法律」に興味があったので、法学部のこのコースを選択しました。中学生の頃から公民の授業が好きだったのですが、法律について具体的に学び始めてからさらに興味が湧いています。現在履修している「法学」では、実際に起こる可能性がある事例をもとに適用される条令や法律における解釈を学ぶことができ、法律をより身近に感じられるようになりました。また、公務員になる道のりや行政について学ぶことができる「公務員論」という授業があったり、ゼミでも公務員試験対策として憲法・民法・行政法の判例読解を行ったりするなど、公務員を目指す人にとって有意義な環境も整っています。先生方や職員の方々との距離も近く、学業以外のことでも支援してくださる点や、我孫子市と連携した取り組みが多い点も魅力だと感じています。授業を通じて公務員に対する思いは強くなり、目標も揺らいでいません。将来は市職員として、法令を尊守しながら円滑な行政運営を進めていきたいです。

授業紹介

行政法各論

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行政活動によって受けた損害を救済する法の仕組みを学ぶ授業。

行政法の分野のひとつである「行政救済法」を扱う授業です。国や自治体の活動に対して抱いた不満や被った損害・損失を解決、救済する法の仕組みを学んでいきます。授業のなかでは難しい用語も出てきますが、言葉の意味の理解から進め、日常生活と密接に関わっている行政活動への関心を高めていきます。行政救済法に関する体系的な知識を習得するとともに、法的・論理的な思考力を身につけることもできるでしょう。

公務員特別演習 

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公務員試験に向けた演習を通して学習方法のコツをつかもう。

公務員試験のなかでも市役所などの行政職(事務職)、警察官および消防官の試験では、教養や論文などの試験が取り入れられています。範囲も幅広く、英語・数学・国語・理科・社会の各分野から出題されます。この授業では過去問の演習などを行いながら、地理・歴史・公民に関する基礎的な知識を身につけるため、教養試験の学習を進めていきます。また、学びを習慣化させていくうえで適切な学習方法や学習を進める順序なども身につけることができます。