法学部 法学科
Faculty of Law

野口 健格

准教授
野口 健格 / NOGUCHI Takenori
学生へのメッセージ
スペインの哲学者オルテガ(1883-1955)は代表的著作である『大衆の反逆』の中で「大衆」を「他人と同じことを苦痛に思うどころか快感に感じる人々」と断じ、批判しました。
君たち学生は大衆?それとも…。「良き批判者」たれ!
野口健格
出身大学
日本大学 国際関係学部 国際関係学科
最終学歴
慶應義塾大学大学院 法学研究科 公法学専攻 博士後期課程 単位取得退学
取得学位
  • 2006年:学士(国際関係学)
  • 2008年:修士(法学)
専門分野
  • 憲法
  • スペイン法
主な担当科目
  • 憲法Ⅰ(人権)
  • 憲法Ⅱ(統治)
  • 憲法
所属学会
  • 日本公法学会
  • 全国憲法研究会
  • 憲法理論研究会
  • 比較憲法学会
  • 日本スペイン法研究会
  • 日本財政法学会
  • 日本臨床政治学会
  • 日本政治法律学会
現在の研究テーマ
  • 「憲法改正手続から考える憲法改正権の限界―日本とスペインの比較―」
  • 「スペインにおける公文書法制」
  • 「スペインにおける産業遺産保護法制」
憲法改正に関する日西の比較研究を行っている。このなかで、スペイン憲法に特有の二つの憲法改正手続条項について分析を行うと同時に、スペイン憲法学にみる憲法改正の実質的限界論について研究している。また、スペインにおける公文書制度や財政政策、自治州制度について研究しており、憲法史、文化政策についても興味があり、最近ではレファレンダム(国民投票/住民投票)が内包する危険性についても分析/研究を行っている。
主な教育・研究実績
  • 著書(共著)『地方公共団体における公文書管理制度の形成—現状』公職研『中京大学社会科学研究所叢書』第42号(2017)
  • 著書(共著)『Next教科書シリーズ「憲法」〔第2版〕』弘文堂(2017)
  • 論文「スペインにおける「歴史記憶文書センター」と「歴史記憶回復協会」の現状と課題」『中央学院大学法学論叢』第30巻1号(2016)
  • 論文「スペインにおけるレファレンダムに関する制度の諸相」『中央学院大学法学論叢』第31巻1号(2017)
  • 論文「スペイン産業遺産の保護に関する法制―1978年憲法における観光政策に対する地方分権化の視点からの考察」『中央学院大学法学論叢』第31巻2号(2018)
関連情報
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