法学部 法学科
Faculty of Law

町田 余理子

准教授
町田 余理子 / MACHIDA Yoriko
学生へのメッセージ
世の中の仕組みを知っておくと、法律への理解度がぐんと上がります。
大学時代にいろいろな社会勉強をしてください。
町田余理子先生
出身大学
岡山大学 法学部 法学科
最終学歴
岡山大学大学院 社会文化科学研究科 博士後期課程 修了
取得学位
  • 2005年:学士(法学)
  • 2007年:修士(法学)
  • 2010年:博士(法学)
専門分野
  • 民法
主な担当科目
  • 物権法
  • 民法Ⅱ
所属学会
  • 日本私法学会
  • 中四国法政学会
  • 末川民事法研究会
現在の研究テーマ
  • 集合物譲渡担保
企業が保有する在庫商品や機械設備、売掛債権などを担保とする資金調達方法に興味があります。
例えば、Aが水槽の魚を担保にとってBにお金を貸していたが、その魚をCが盗んだ場合、AはCに「魚を返して!」といえるのか?保険をかけていた水槽の魚が死んだ場合、保険金は誰のものになるのか?などが挙げられます。
主な教育・研究実績
  • 著書(共著)深谷格=西内祐介編『大改正時代の民法学』「債権譲渡の対抗要件における課題と展望」pp.209-229、成文堂(2017)
  • 論文「集合債権譲渡担保と担保権消滅請求許可制度 ─ 東京高決令和2年2月14日判タ1484号119頁をもとに ─」『中央学院大学法学論叢』第35巻2号、pp.1-26(2022)
  • 論文「保険契約の担保的利用とその問題」『中央学院大学法学論叢』第32巻2号、pp. 71-94(2019)
  • 判例研究「売主の所有権留保と集合動産譲渡担保の優劣 ― 最二小判平成30年12月7日民集72巻6号1044頁をもとに ―」『中央学院大学法学論叢』第34巻2号、pp.87-105(2021)
  • 判例研究「銀行が、輸入業者の輸入する商品に関して信用状を発行し、当該商品につき譲渡担保権の設定を受けた場合において、上記輸入業者が当該商品を直接占有したことがなくても、上記輸入業者から占有改定の方法によりその引渡しを受けたものとされた事例」-最二小決平成29年5月10日民集71巻5号789頁-」『中央学院大学法学論叢』第31巻2号、pp.143-164(2018)
関連情報