髙槗 茂美 / TAKAHASHI Shigemi
学生へのメッセージ
「自分の人生を切り開くための『勇気・忍耐・持続』を、大学生活において実行しましょう。」
出身大学 |
清泉女子大学 文学部 国文学科 |
最終学歴 |
清泉女子大学大学院 人文科学研究科 人文学専攻 博士課程 修了 |
取得学位 |
- 1996年:学士(国文学)
- 1998年:修士(言語文化)
- 2004年:博士(人文学)
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専門分野 |
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主な担当科目 |
- 日本語表現基礎論
- 日本語文章作成実践論
- 日本文学実践論
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所属学会 |
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現在の研究テーマ |
幕末から明治にかけて、日本は、近代化へ向けて大きく歩み出しました。文学も時代の諸相を描いています。尾崎紅葉は、文学結社、硯友社の頭領の一人で、明治期の文学界をリードしました。言文一致体の創始者の一人としてもよく知られています。新聞小説家として、そして硯友社のリーダーとして、いかなる文学活動を展開したのかを研究しています。幕末の動乱期に生きた武士が新しい時代へ向かって何を考え、行動したのかを、仙台藩士・玉蟲左太夫を通して研究しています。我孫子市にある中央学院大学は、志賀直哉、武者小路実篤などらの文学を味わい、研究するには絶好の場所です。中央学院大学のゼミナールならではの白樺派プロジェクトを計画中です。 |
主な教育・研究実績 |
- 論文(単著)「『教養学』の射程(一)—現代教養学部の『教養教育』における『生き抜く力』—」『中央学院大学現代教養論叢』第5巻2号、2023年3月
- 論文(研究ノート)「白樺派の研究(一)」『中央学院大学現代教養論叢』創刊号(2019)
- 著書『玉蟲左太夫研究序説―『航米日録』巻一における沈黙と忍耐―』国研出版刊、星雲社(2016)
- 論文(共著)「玉蟲左太夫論」『中央学院大学人間・自然論叢』 第32号(2011)
- 論文「尾崎紅葉『風流京人形』論―改稿をめぐって―」『文学・語学』第180号 、pp.20~31、全国大学国語国文学会(2004)
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関連情報 |
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