現代教養学部 現代教養学科
Faculty of Liberal Arts

髙槗 茂美 ゼミ

文学と地域社会との関わり、リーダーシップを学びます
ゼミナールテーマ
日本近代文学(明治・大正期の文学)の研究
専門知識としての「白樺派」から地域共同体としての「白樺派」へ

先生のコメント
日本の近代文学を代表する文学潮流の一つ、白樺派の文学活動の中でも特に、千葉県の我孫子に文学者たちが集ったいわゆる「我孫子時代」を中心に研究します。
文学作品の構造を深く分析するだけではなく、作品の内容について議論を深めながら、文学と我孫子の関わりを考え、具体的な形にして地域社会に向けて発信します。
身につけた専門知識を地域の特性やニーズを把握する力として生かし、地域社会の発展のために行動できる柔軟な思考力を持つ人材を育成します。
高橋茂美先生
髙槗 茂美 TAKAHASHI Shigemi
准教授 / 博士(人文学)
教員紹介
内容
  1. 文学作品の精読と分析を行うとともに、文学と地域の関わりを考察します。
  2. 白樺派の文学の魅力を具体的な形にして、学内のみならず地域に向けて発信します。
  3. プレゼンテーションとディスカッションを行い、研究テーマについての議論を深めます。
  4. 文学者たちの人生、文学史の動向、時代背景、我孫子市史、先行研究について調査し、詳細に分析します。
  5. 一人ひとりがリーダーとして活躍することにより、リーダーシップを発揮できるようにします。
年間スケジュール
  • 春セメスターでは研究テーマを決定し、作品を分析しながら文学者たちの人生、文学史の動向、時代背景、我孫子市史、先行研究を分析します。研究の基礎を身につけることが中心となります。
  • 秋セメスターでは、作品構造や時代背景などをさらに深く掘り下げながら、身につけた専門知識を地域社会の発展のために生かすプロジェクトを考え、実行します。