商学部 商学科
Faculty of Commerce

森元 晶文 ゼミ

国際貿易から世界のむすびつきを考えよう
ゼミナールテーマ
貿易を軸に世界とのむすびつきを考える。

先生のコメント
貿易は利益の獲得を目指して行う経済活動ですが、それだけにとどまるものでもありません。世界のどこかで紛争が起きれば、私たちの生活は直接影響を受けます。日本のアニメやサブカルチャーの輸出は海外に新しい文化を生み出しました。そして、貿易が及ぼす幅広い影響は、現代に始まったことではありません。かつてアメリカ大陸に黒人は暮らしていませんでした。英国文化を代表する紅茶はイギリスが原産地ではありません。これらはすべて貿易を通じて持ち込まれたものであり、貿易が社会や文化を作りかえてきたのです。本ゼミでは経済的な側面だけでなく、貿易を軸に幅広く世界と日本とのむすびつきに目を向けます。
森元昌文先生
森元 晶文  MORIMOTO Akifumi
商学部 准教授/
教員紹介
内容
食料や資源の多くを海外に依存する日本では、輸入品がなければ日常生活を送ることは困難です。一方、日本企業は国内人口の減少を受け、海外市場への進出を加速させています。日本に暮らす私たちの生活は、貿易なしには成り立たないとも言えるでしょう。日本にはどのような国からどのような商品が輸入されているのか。日本からはどのような商品がどのような国に輸出されているのか。関連文献の輪読を通じて基本的な知識を身につけると同時に、近隣の港湾や物流拠点などの現場を訪問し、各自の問題意識を深めて卒業論文の作成を目指します。
年間スケジュール
春セメスター
関連文献の輪読と発表を通じて、研究報告のための基礎的能力を身につけます。

秋セメスター
ゼミ生が自主的に設定するテーマに基づいて、報告会を実施します。
  • 社会情勢に応じて、合宿や校外活動を実施します。
  • 4年次は卒業論文の中間報告が中心です。