法学部 法学科
Faculty of Law

高橋 義人 ゼミ

諸外国との比較のなかで日本の憲法政治を考えよう
ゼミナールテーマ
受講生の関心に基づいて、年度ごとにテーマを設定します。
最近は「情報」や「ジェンダー」に関わる現代社会の法的な問題を対象としています。

先生のコメント
このゼミは2017年度から開講したゼミです。受講生は少数ですが、少人数クラスの特徴を生かし、学生各自の自主性を大切にしています。テーマに関する基本文献や判例の精読を中心としていますが、受講生の希望によって、フィールドワークにも取り組みます。ゼミでの学習経験を就職活動にも生かせるように努めたいと思っています。
高橋 義人 TAKAHASHI Yoshihito
教授 / 修士(政治学)
教員紹介
内容
主として憲法に関わる現代社会の問題領域を対象に、受講生が各自のテーマで卒業研究に取り組みます。判例や学説を検証する法律学的な学習だけでなく、「憲法」を作り出した欧米の政治思想や歴史も学びます。諸外国の法の理論と実践について理解を深めながら、現代の立憲主義の課題を様々な観点から考察します。
年間スケジュール
具体的な進め方は、年度により異なります。基本的には、3年次には憲法・比較憲法を学ぶうえで必要な基本となる文献や判例を精読し、報告と討論を繰り返します。4年次には専門英書を読み、諸外国の法実践を学ぶことを通して、日本の憲法政治について理解を深めます。以上のような作業のまとめとして、最終的には受講生が自分のテーマを卒論のかたちで探求することを目標としています。