法学部 法学科
Faculty of Law

三宅 篤子

教授
三宅 篤子 / MIYAKE Atsuko
学生へのメッセージ
中央学院大学で法を学ぶことによって、多様な価値観を持った人々を尊重し、友好な関係を築き、他者との紛争を解決(回避)する方法を学び、幸せな人生を歩むための礎としていただきたいと思います。
三宅篤子先生
出身大学
熊本大学法学部法律学科
最終学歴
九州大学大学院法学研究科 民刑事法学専攻 博士課程 単位取得退学
取得学位
  • 1985年:学士(法律学)
  • 1988年:修士(法学)
専門分野
  • 民法
主な担当科目
  • 家族法
  • 民法総則
  • 民法Ⅰ
所属学会
  • 日本私法学会
  • 日本家族〈社会と法〉学会
現在の研究テーマ
  • 現代家族法
家族法は、戦前においては家長を中心とする「家」制度を、戦後は近代家族をモデルとして制度設計されていました。現代の家族について、最高裁大法廷決定平成25年9月4日民集第67巻6号1320頁は、「婚姻、家族の形態が著しく多様化しており、これに伴い、婚姻、家族の在り方に対する国民の意識の多様化が大きく進んでいる」と述べています。 また、第一次産業中心であった戦前においては、相続において、「家」の財産、すなわち、家産の承継が重要視されていましたが、家族が多様化している現代においては、個人の財産の承継がどうあるべきかを追究しなければなりません。
このような時代における家族法の在り方について研究しています。
主な教育・研究実績
  • 論文「高等教育進学費用と扶養」『中央学院大学法学論叢』第34巻第2号(2021年)
  • 論文「共同相続と可分債権」『中央学院大学法学論叢』第30巻第2号(宇都宮充夫教授退職記念号)(2017年)
  • 判例評論「長期間の別居がある場合に離婚時年金分割の按分割合を0.5以下と定めるべきか」『法律時報別冊私法判例リマークス63号』(2021年)
  • 家事裁判例紹介「婚姻費用分担請求と信義則又は権利濫用」『民商法雑誌』第157巻第6号(2022年)
  • 家事判例紹介「子の引渡し事件における子の福祉の観点」『民商法雑誌』159巻6号(2024年)
関連情報