法学部 法学科
Faculty of Law

木崎 峻輔

准教授
木崎 峻輔 / KIZAKI Shunsuke
学生へのメッセージ
「大学生活の4年間は、皆さんの今後の人生を左右するかけがえのない大切なものになるでしょう。皆さんが充実した学生生活を送るために、できる限り力になりたいと思います。」
木崎俊輔先生
出身大学
早稲田大学 法学部
最終学歴
早稲田大学大学院 公法学専攻 博士後期 単位取得退学
取得学位
  • 2005年:学士(法学)
  • 2018年:博士(法学)
専門分野
  • 刑法学
主な担当科目
  • 刑法総論
  • 刑法各論
  • 法学
所属学会
  • 日本刑法学会
現在の研究テーマ
  • 正当防衛に関する刑法解釈論
正当防衛は誰もが知っている法制度ではあるが、その理論の内容や実際の裁判における判断は非常に難しく、近年実施された裁判員裁判のためにも、より分かり易い判断基準が求められている。その中でも、実際の裁判において問題にされることが多く、正当防衛を認めてよいかについての判断が難しい、暴力的な喧嘩の場面における正当防衛について、法律知識を持たない一般人である裁判員にも分かり易く、正当防衛が問題となる様々な場面に応じた適切な判断を可能とする判断基準を構築することを目的とする研究を行っている。
主な教育・研究実績
  • 論説「正当防衛の正当化根拠としての法確証の原理の再評価」『高橋則夫先生古稀祝賀論文集〔上巻〕』(2022年、成文堂)
  • 論説「相互闘争状況における正当防衛の処理基準及び類型化の試み(1)、(2)、(3・完)」(筑波法政 80号・81号・82号、2019年12月・2020年2月・3月)
  • 論説「平成29年決定以降の裁判例における侵害の急迫性の意義及び機能」(中央学院法学論叢 33巻2号、2020年2月)
  • 判例評釈「相互闘争状況における侵害の急迫性の判断基準―最決平29・4・26(刑集71巻4号275頁)―」(筑波法政 74号、2018年3月)
  • 判例研究「相互闘争状況において正当防衛権の制限を否定した事例―BGH, Beschluss von 26. Juni 2018 - 1 StR 208/18―」(中央学院大学法学論叢34巻2号、2021年2月)
関連情報