学生へのメッセージ
「大学での生活は、自らが能動的に動くことでどんどん豊かになっていきます。様々なことに目を向けて多くのことを学び、そして友人と多くの時を過ごして、貴重な大学での日々を充実させていきましょう。」
出身大学 |
明治大学 法学部 法律学科 |
最終学歴 |
明治大学大学院 公法学専攻 博士後期 単位取得退学 |
取得学位 |
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専門分野 |
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主な担当科目 |
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所属学会 |
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現在の研究テーマ |
警察は、犯罪の発生を知ると様々な手段を使って被疑者を割り出し、将来の裁判のために様々な証拠を収集します。近年ではこの捜査活動のための方法が、情報・通信技術、科学技術の発展によって大きく進歩してきています。例えば、GPSは被疑者の動向を把握するのに非常に有効な手段ですが、他方で、被疑者を四六時中監視下においているのと同様の状態に置くことも可能となってしまいます。これはプライバシーに対する大きな侵害となり得ます。犯罪捜査の効率を最大限確保しながら、他方で、捜査機関が私たちの生活領域に不当に踏み込むことがないような、バランスのとれた法解釈を求めて、日々研究をしています。 |
主な教育・研究実績 |
- 論文「被疑者取調べの録音・録画制度についてー取調べのさらなる適正化に向けてー」中空壽雅・上野正雄・辻脇葉子・黒澤 睦 編『刑事立法の動向と法解釈ー山田道郎先生古稀祝賀論文集ー』(成文堂,2021年)
- 論文「公共空間におけるプライバシー侵害を伴う捜査手法の適法性判断枠組みの再検討ー日米におけるごみの押収事例を中心としてー」中央学院大学法学論叢34巻1号35-54頁(2020年)
- 論文「携帯電話の位置情報の取得による監視型捜査の適法性についての検討」『明治大学大学院法学研究論集(50)』pp.45-62(2019)
- 論文「日本国憲法35条による捜査手続におけるプライバシー保障」『明治大学大学院法学研究論集(49)』pp.19-34(2018)
- 論文「プライバシー侵害を伴う捜査の許容される限界−「第三者法理」の検討を通じて−」『明治大学大学院法学研究論集(48)』pp.125-143(2018)
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関連情報 |
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