現代教養学部 現代教養学科
Faculty of Liberal Arts

バヤスガラン オユンツェツェグ

准教授
BAYASGALAN Oyuntsetseg / バヤスガラン オユンツェツェグ
学生へのメッセージ
社会には、人と人との関係に影響する行動様式、伝統や慣習、道徳等の社会規範が存在しています。社会人として活躍する上で、自分の行動がもたらしうる結果などを考慮して自分の意思決定を行うことが求められます。自分の感情、関心、価値観を正確に認識し、多様な価値観や異なる文化への理解や、他者とのつながりについて考えることが、社会問題を読み取り、改善していくことにも役立ちます。これらのテーマについて客観的視点に加えて、自分自身の視点も交えながら、一緒に考えてみましょう。
バヤスガラン オユンツェツェグ
出身大学
モンゴル国立大学 国際関係学部 国際関係研究科
最終学歴
日本大学大学院 文学研究科 教育学専攻 博士課程 修了
取得学位
  • 1998年:学士(国際関係学)
  • 1999年:修士(言語学)
  • 2006年:修士(心理学)
  • 2010年:博士(教育学) 
専門分野
  • 道徳教育
主な担当科目
  • 道徳と教育
  • 社会規範と市民
  • 道徳と人間発達
所属学会
  • 日本社会心理学会
  • 日本道徳教育学会
  • 獲得型教育研究会 
現在の研究テーマ
社会と道徳について考える参加型授業を目指しています。慣習的に行われている慣行、思いやり、幸福感、感謝、自尊感情、共感、自己肯定感、罪悪感と道徳との関連など、日本をはじめアジア諸国の教育界における道徳教育について関心があり研究を進めています。
主な教育・研究実績
  • 論文「日本版 社会人基礎力の視点によるモンゴル人大学生の能力開発の傾向分析」(モンゴル国立科学アカデミー『科学と生活』誌、第355号、2019年、pp.10-17)
  • 「モンゴルの「公民の倫理教育」の新カリキュラムに関する一考察-2019年改訂のカリキュラムを中心に-」(中央学院大学『中央学院大学現代教養論叢』第3巻1号、2021年、pp.75-91)
  • 発表「モンゴルにおける道徳教育のカリキュラム改訂の流れと日本からの示唆に関する一考察」、モンゴル国会・JICA共催連続講座「日本と学ぶ発展プロセス:第1回教育改革・道徳教育」(2021年9月)
  • 「環境変化への迅速な対応を目的としたバランススコアカードと組織開発の統合について」日本経営診断学会第54回全国大会(共同研究、2021年10月)
  • 「研究機関としての大学-教員の研究をサポートする制度-に関する比較研究」第9回モンゴル全国大会「教育の課題と解決策」(2023年3月)
  •  開発途上国における組織レジリエンスの共通点と相違点についての 事例研究―1(多変量解析を活用した分析)2023年度日本キャリアデザイン学会第19回研究大会(共同研究、2023年9月)
    関連情報
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