現代教養学部 現代教養学科
Faculty of Liberal Arts

神岡 理恵子

講師
神岡 理恵子 / KAMIOKA Rieko
学生へのメッセージ
コロナ禍や戦争など、現在は世界的に生きづらい世の中です。学生時代にたくさんの友達や学問に触れ、新しい気づきと驚きを重ねていってください。そして、自分を常にアップデートしながら、サバイバルの方法を一緒に模索していきましょう!
神岡理恵子先生
出身大学
早稲田大学 第一文学部
最終学歴
早稲田大学大学院 文学研究科 ロシア文学専攻 博士課程 修了
取得学位
  • 1999年:学士(文学)
  • 2003年:修士(文学)
  • 2012年:博士(文学)
専門分野
  • ロシア文学・文化
  • 冷戦期東西比較文化
  • 異文化接触論
主な担当科目
  • スラヴの社会と⽂化
  • 文化学概論
  • 比較文化論
  • 現代教養入門Ⅱ
所属学会
  • 日本ロシア文学会
現在の研究テーマ
  • ソ連時代のアンダーグラウンド文学・文化
  • 亡命ロシア人芸術家たちの創作活動と現在
ソ連時代に公式な活動が認められなかった作家やアーティストたちの表現と、人々の様々な「抵抗の形」を研究してきました。現在は、かつて「表現の自由」を求めて国外へ亡命した表現者たちの活動を追って、インタビューをしたり作品研究をしています。ウクライナへの軍事進攻により、現在のロシアでも同様の歴史が繰り返されていることに衝撃を受けていますが、これまでの研究を今後の平和社会の構築へと生かす方法を模索しています。
主な教育・研究実績
  • 共著『ロシア文化55のキーワード』(ミネルヴァ書房、 2021年)
  • 連載「Rポップ・ロックの世界へようこそ!:ロシアのポップス・ロック小史(全12回)」(『NHKラジオ:まいにちロシア語』、NHK出版、2020年4月~2021年3月号)
  • 論文「ロシア現代アートと刑法第282条:表現の自由と信者の尊厳をめぐる小史」(『ロシア文化研究』第22号、2015年)
  • 学会発表「ニューヨークという空間とソ連非公式芸術:1970代後半~1980年代前半のパフォーマンスを中心に」(ロシア語発表、ベオグラード大学主催・国際学会「From Underground to Actionism: Russian Context」、2022年9月)
  • 研究費採択「ソ連非公式芸術のアーカイヴと亡命芸術家コミュニティに関する地域横断的研究」(科研費・基盤研究C、2021~2025年度)
関連情報