現代教養学部 現代教養学科
Faculty of Liberal Arts

齋藤 大輔 ゼミ

誰もが豊かに暮らせる社会を考えよう
ゼミナールテーマ
誰もが豊かに暮らせる社会の実現

先生のコメント
変貌が激しい現代社会において、生活の中心には人がいます。これからの社会を担っていく人材には、人を中心とした社会を創造していく能力が必要となります。そのためには人についての理解を深める必要があります。人は複雑なメカニズムであり、人を理解するためには自然科学と人文科学の多くの分野の知識が必要になります。専門となる分野の知識はもちろん、それに関わる多くの分野の学問を身につけてください。習得した知識は、社会に出た際に必ず役に立ちます。
齋藤大輔
齋藤 大輔 SAITO Daisuke
教授 / 博士(工学)
教員紹介
内容
社会は人の手によって創り出されたものです。狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会と時代は常に改革されてきました。そして、我が国では次の社会として「人間中心の社会」を目指しています。この社会を実現させるためには、人の能力や特性を理解した上で社会設計していく必要があります。そこで本ゼミナールでは、人の能力や機能の理解を深め、社会で起きている問題について解決策を考え、生活弱者を生まず、誰もが豊かに暮らせる人間中心社会の実現を目指します
年間スケジュール
1年次:文献調査、アカデミックライティング(レポート作成および発表スキルなど)の習得を行い、社会問題や自分の将来(キャリアデザイン)について考えます。
2年次:テーマを設定し、年間を通じて調査・研究を行います。これにより研究のやり方について理解を深めます。
3年次:専門文献を読み解き専門知識の習得を行い、卒業論文のテーマの絞り込み、卒業研究の予備調査を行います。
4年次:各自で選択したテーマについて研究を進め、卒業論文としてまとめます。
卒業論文テーマ本ゼミでは,2023年度は11件の卒論テーマを扱いました。主なものは以下の通りです。
  • 本学における車いす利用者のためのバリアフリー調査およびバリアフリーマップの作成(2023年度現代教養学部長賞(最優秀賞)受賞)
  • 精神障がい者に対する偏見差別に関する研究-本学現代教養学部の学生における意識調査-
  • 愛されるキャラクターの生成に関する研究-因子分析を用いた愛される要素の抽出-
  • 声掛けが学生に及ぼす心理変化に関する研究
  • 仕事と育児の両立に関する研究-女子学生が企業選択時に着目するポイント-
  • 地方交通・観光におけるMaaSの活用-香取市を事例として-
  • 大学生のマスクへの意識とこだわりに関する研究

齋藤大輔ゼミ白杖体験

齋藤大輔ゼミ「白杖体験」報告 (2021年11月掲載TOPICS)