現代教養学部 現代教養学科
Faculty of Liberal Arts

皆川 満寿美 ゼミ

「社会学的想像力」を身につけよう
ゼミナールテーマ
「社会学的想像力」とは、アメリカの社会学者C.W.ミルズが使った言葉です。彼は同名の著書の中で「普通人々は自分たちが耐えている苦難を、歴史的変化や制度的矛盾という文脈の中で把握してはいない。自分たちが享受している安楽を、そこで生きている社会の巨視的な変化には結びつけて考えないのが普通である。彼らは自分たちの生活のパタンと世界史の進路との間に精妙な関係があることにはほとんど気づかない」と述べています。
「社会学的想像力」とは人々が自分自身の日々の生活、来し方行く末のありようを「歴史的変化や制度的矛盾」「社会の巨視的な変化」と結びつけ、その中に位置づけて理解する想像力です。このゼミナールでは、そうした想像力を社会学の蓄積から具体的に理解し、身につけることを課題とします。

先生のコメント
このゼミでは、参加者に「社会学的想像力」を縦横無尽に駆使して、各自の関心のある事柄に迫っていくことができるようになってほしいと思っています。
ミルズは「一人の人間の生活と一つの社会の歴史とは、両者をともに理解することなしにはそのどちらの一つをも理解することができない」とも述べています。つまり「社会学的想像力」を身につけることができたなら、私たち自身の生活、そして私たちがその中で生きているこの社会、そのそれぞれを両者の関係のもとにより深く理解することができるはずです。
知ること、理解することは、あなた自身を守り、よりよい社会をつくるための力となります。「社会学的想像力」は社会を「生き抜く力」そのものであり、これからの「市民的教養」の重要な部分であると考えています。
皆川満寿美ゼミ01
皆川 満寿美 MINAGAWA Masumi
准教授 / 修士(文学)
教員紹介
内容
1年次の演習で、「大学での勉強」に必要な読み書きや話す能力を身につけ始めていることを前提に、卒業論文・卒業研究の取り組みを視野に入れて、各自がそれぞれ「次の段階」に進むことを目指します。自分自身の関心を知り、テーマとして設定できるように刺激していきます。社会学の対象は「社会現象のすべて」ですので、幅広く対応できます。
年間スケジュール
気軽に議論できるようになるためのワークショップから始めて、社会学者が執筆した論文や新書程度の文献の読解に進みます。文章を書く機会もたくさん設けて、書く力を養います。

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