現代教養学部
    Faculty of Liberal Arts
    学部DATA (2023年5月1日現在)
    取得できる学位
    学士(教養学)
    人数
    専任教員数
    入学定員数
    学生数
    17名
    100名
    353名
    2020年度~2022年度 現代教養学部 卒業生の主な就職先

    学部長挨拶

    高い「市民力」を身につけて、社会に貢献できる人材へ!

    現代社会に求められる広い学問を学ぶ。社会との関わりを実践を通して体験する。それにより、今を生き抜く力を身につけるのが現代教養学部です。高い「市民力」をもった「ジェネラリスト」になると言ってもいいでしょう。そういう人になって、自分を常に高める意識を持てば、自分の未来を開拓することができ、社会に貢献できる一員として社会づくりに欠かせない人材になれます。好奇心旺盛でいろいろなものに興味や関心のある方は大歓迎です。キャンパスだけではなく、私たちの社会全体が学修のフィールドです。さあ、夢に向かってチャレンジしよう!

    現代教養学部長 佐藤 寛

    現代教養学部長
    佐藤 寛(さとう ひろし)
    学部長教員紹介

    教育理念と3つのポリシー(現代教養学部)

    教育理念
    公正な社会観と倫理観をそなえた自立した個人の育成をめざし、現代を生き抜くための教養教育を通じて、地域や社会、政治や経済との関わりの中にある自己を深く知り社会参画や社会貢献ができる市民を育成することを目的とする。
    卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
    中央学院大学現代教養学部は、大学建学の精神と大学・学部教育の理念に基づいて、公正な社会観と倫理観をそなえ、幅広い知識と教養を身につけ、学び得た知識や教養を柔軟に活用して、市民として活躍できる人材を育成することを目的とする学部です。 本学部は、編入学などの例外的な場合を除いて、4年間以上在籍し、以下の1~6の能力などを身につけるとともに、「現代教養学部」の科目・配当表に従って124単位以上を修得した者に対して、学士(教養学)の学位を授与します。

    1.幅広い知識と教養
    人間・自然・文化に関する幅広い知識と教養をもった市民として、学び得た知識や教養を柔軟に活用できる能力を身につけている。

    2.専門的学識
    現代社会において生じている諸問題にアプローチする手段として、多岐にわたる専門的知識と思考力を身につけている。

    3.問題発見力・解決力
    社会における自立した個人として、現代社会のあるべき姿を求め、社会との関わりの中で問題を発見し、情報収集・整理・分析を行うことができるとともに、解決方法を見出す力を身につけている。

    4.多様性の理解とコミュニケーション能力
    現代社会の基底をなす多様な人間文化や異文化に対する理解を深め、他者との協調・協働が可能となるよう、メディア・コミュニケーションに対する理解とコミュニケーション能力を身につけている。

    5.汎用的な能力
    現代社会において生じている諸問題の検討に際して、必要となる情報を適切に収集・分析でき、効果的な情報表現・発信する能力を身につけている。

    6.地域連携・社会貢献
    現代社会における市民としての責任や役割を認識し、社会参画や社会貢献のための問題解決能力や専門知識・教養を活用できる能力を身につけている。
    教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
    中央学院大学現代教養学部は、「卒業認定・学位授与の方針」(ディプロマ・ポリシー)に掲げる能力や姿勢の修得のため、以下のような体系的な教育課程を編成・実施します。

    1.教育課程の編成方針
    (1)幅広い知識と教養
    高い専門性を身に着けるための専門教育科目の知的活動の土台となる幅広い知識と教養、論理的思考力および科学的思考力を養うために、基盤教育を設置します。特に学問の基礎を成す必修科目は第1学年および第2学年に、専門分野の基礎知識となる科目は第1学年以降に選択必修科目として配当します。

    (2)専門的学識
    専門教育を中心に身近な地域と積極的に関わる能力を高め、グローバルな視点から現代社会をとらえる能力、他者と協調・協働できるコミュニケーション能力を養うために、専門教育を設置します。専門教育は、基盤教育と専門教育の橋渡しとなる「専門基礎」と「現代社会と人間文化系」、「異文化とコミュニケーション系」という2系列4科目群からなる教育課程を編成し、第2学年以降に選択必修科目として配当し、専門性の高い知的活動によって、知の枠組みを自ら構築します。

    (3)問題発見力・解決力
    問題発見能力・解決力を養うために、問題解決型の実践的教育である演習形態のゼミナール科目を設置します。ゼミナール科目は、第1学年から第4学年まで全ての学年で通年の必修科目として配当し、学年が上がるとともにより専門的な学びを深めます。

    (4)多様性の理解とコミュニケーション能力
    多様性の理解とコミュニケーション能力を養うために、導入教育(私たちの生活とコミュニケーション、日本語科目)、言語スキル科目、健康スキル科目を設置します。導入教育および言語スキル科目のうち英語基礎科目は第1学年と第2学年の必修科目として、英語上級科目は第2学年以降の選択必修科目として、英語以外の言語スキル科目および健康スキル科目は第1学年以降の選択必修科目として配当します。

    (5)汎用的な能力
    情報通信技術を利用し、情報を適切に分析・発信・表現できる能力を養うために、導入教育(日本語科目)、情報スキル科目および自然の理解科目に数理・データサイエンス・AIに関する科目を設置します。情報スキル科目の基礎科目(情報リテラシー、情報処理論の基礎)は、第1学年の必修科目として配当し、情報スキル科目の応用科目(情報処理論、情報表現論)は第2学年から選択科目として、数理・データサイエンス・AIに関する科目は、第1学年から学べる選択必修科目として配当します。また、日本語による論理的思考力、口頭表現力、文章表現力を身につける科目を第1学年および第2学年の必修科目として配当します。

    (6)地域連携・社会貢献
    現代社会における市民としての責任や役割を認識し、社会参画や社会貢献のための問題解決能力や多岐にわたる知識・教養を活用できる能力を養うために、基盤教育、専門教育およびゼミナール科目を設置します。

    2.教育課程の実施方針
    学修方法に関しては、講義や演習(ゼミナール)等を適切に組み合わせた授業形態を展開するとともに、現代社会の現状とその背景を深く理解するための外部講師を招いた特別講義、異文化を理解するための現地体験学習、ボランティア実習および実地調査等に基づく卒業論文・卒業研究の作成など、学生が主体的・能動的に学ぶことができるようにします。
    学修成果の評価方法は、シラバスに具体的に記載しています。シラバスでは、科目ごとの到達目標や評価方法が示されており、あらかじめ定められた多様な評価方法を用いて、客観的な基準で成績評価を行います。また、成績評価に関する問い合わせの期間を設け、評価の透明性を担保します。
    入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
    1.求める入学者像
    現代教養学部は、本学の建学の精神である「公正な社会観と倫理観の涵養」のもとで、学部の教育の理念としての「自立した個人が自己を深く知り、社会参画や社会貢献ができる市民の育成」を目指します。
    このような有能な社会人を育成するために、次のような入学者を求めます。

    (1)基礎的学力と専門知識修得の意欲
    一人の市民としてどのような仕事にも通じる幅広い教養を身につけたいという意志をもち、現代社会において市民として活躍するために必要な「学力の3要素」(「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」、「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」)の基礎を有し、それらの学問に関心をもって、それらの専門知識を修得したいという意欲がある。

    (2)幅広い知識修得の意欲
    高等学校までの学修により、人文、自然、社会、言語、スポーツなど幅広い分野・領域に関心があり、それらをより深く理解したいという意欲がある。

    (3)地域貢献・社会貢献の意欲
    幅広い知識と教養、現代社会に生起するさまざまな課題に関する専門的学識を身につけ、それらを基に身近な地域から世界まで広く社会に貢献したいと考えている。

    2.入学者選抜の基本方針
    現代教養学部では、「1.求める入学者像」に合致する入学者を選抜するために、次の入学者選抜を実施します。

    (1)一般選抜
    大学独自の学力試験、大学入学共通テストなどを中心とする選抜。

    (2)学校推薦型選抜
    書類審査、面接、小論文などを中心とする選抜。

    (3)総合型選抜
    書類審査、面接などを中心とする選抜。

    学力の3要素と入学試験形態との関係(現代教養学部)