専任教員の紹介

花房秀一先生
自然地理学
近藤 玲介 KONDO Reisuke

プロフィール
幼少期から自然を堪能する旅が大好きで、外に出歩く仕事を求めて自然地理学と出会いました。研究をするためと、言い訳をしながら、バイクにテントを積んで野山にこもる学生生活でしたが、そのマインドは今も変わりません。自然地理学の中でも特に我々が目にする様々な地形やその地層を対象に、フィールド調査と理化学的な実験に取り組み、地域の総合的な自然景観・環境についての研究・教育に従事して今に至ります。
教職課程履修中の皆さんへ
地理学に関する教員は、授業を通じた地理教育のみならず、学校周辺の地理的景観や地誌を見抜き、生徒へ伝える能力も求められます。それらは必ずしも教科書に掲載されている事柄ではなく、生徒が目にする地理的風景やそれらのリスク・地域資源としての価値なども、教員自身が読み解くスキルが求められます。その上で、生徒が地域の誇りを持てるように導くことができた時、地理教員として真の満足感が得られるはずです。

白水 智
日本史概説
白水 智 SHIROUZU Satoshi

プロフィール
日本史概説・日本史特論・日本文化史を担当しています。元来があまのじゃくな私は、平地と稲作のみで日本の歴史が構成されてきたかのような従来の日本史像に大きな疑問を感じ、大学在学中から海や山の歴史に関心を抱いてきました。春・夏には、古文書の調査や聞き取り調査をしに、各地の山村などに出かけています。そうした成果が授業に反映できればいいのですが。最近は、なんとか山に生きた人々の姿を含み込んだ豊かな日本史像を描き出したいと思っています。
教職課程履修中の皆さんへ
高校では「国際化」のかけ声とともに、日本史より世界史重視の方向が固まっていきますが、自分の足下の歴史を充分知らずに、他国の文化や歴史が理解できるのか、疑問に感じます。その意味で、日本史の意味は今後ますます重く、大きなものになっていくと思います。自分をとりまく文化や歴史はどういうものなのか、自分は何者かを考えられる授業をめざしたいと思っています。次代の若者を育てる教員を希望する諸君には是非しっかり受講してほしいと思います。

谷口 聡
教職概論
谷口 聡 TANIGUCHI Satoshi

プロフィール
サッカー、ロック、笑い、映画、写真、旅行、ファッション、ランニング、トレッキング、スキューバダイビング、ソーシャルメディア、Apple Inc.、社会科学全般、子ども、犬、たぬき、自然エネルギー等、色々なことに興味があります。ただし、どれも”深く”はありません。“広く浅く”楽しんでいます。「遊ぶ」こと、「働く」こと、「学ぶ」ことを統合した生活をすることが夢です。
教職課程履修中の皆さんへ
学校も教師も好きではなかった自分が、大学・大学院生活の中で教育学と出会い、いつからかその魅力の深みにはまり、こうして今、教職課程の教員になっています。人間が潜在的に持っている可能性(能力、適性、好み)は、周りの人はおろか、本人にも分かりません。「教育」は、どんな可能性があるかわからない、だけど何かしらの可能性が全ての人にはある、という前提でそれを発達させようとする営みです。皆さんが自分自身と人間の可能性を信じられる教育者になれるよう、出来る限りのお手伝いをしようと思っています。

林泰正先生
外国史概説
花房 秀一 HANAFUSA Syuichi

プロフィール
岡山県出身。趣味はキャンプと博物館・美術館巡りです。教職の科目としては「外国史概説」を担当しています。専門はフランス中世史で、13・14世紀の英仏関係、海上紛争、海域支配などを中心に研究しています。とくに、百年戦争前後のイングランドとフランスの関係や、海をめぐる紛争解決のしくみに関心があります。授業では、歴史を教科書の中の出来事としてだけでなく、人びとの生活や社会のしくみ、現代とのつながりの中で考えることを大切にしています。
教職課程履修中の皆さんへ
少子化や社会の変化が進むなかで、学校や教師に求められる役割はますます大きくなっています。子どもたち一人ひとりと向き合い、その可能性を見つけ、支えていくことは、これからの社会をつくる大切な仕事です。こうした時代だからこそ、知識を教えるだけでなく、学ぶ楽しさや考える力を伝えられる教育者が必要とされています。教職課程での学びを通して、自分自身も成長しながら、未来を担う子どもたちに寄り添える教師を目指してください。

近藤玲介先生
人文地理学
林 泰正 HAYASHI Yasumasa

プロフィール
人文地理学や地誌学、地理学巡検などの授業を担当しています。専門は、人文地理学(歴史地理学・交通地理学)で、おおよそ1920年代の土地の利用形態や所有状況の変遷に関心を持っています……というのが、研究者としての自己紹介です。実際のところは、幼い頃から「きかんしゃトーマス」(汽車の絵本)が好きな、ただの鉄道オタクです。架空鉄道という、空想の鉄道会社をでっち上げる遊びを密かに楽しんでいます。
教職課程履修中の皆さんへ
現代社会は、日に日に複雑になっています。科学技術の進歩と普及に伴い、世界はどんどん近く狭くなっています。そんな今日において、社会科・地歴公民の重要度は、日に日に高まっているといえるでしょう。
どうせ学ぶのであれば、楽しく学んだ方が、きっと知識も定着しやすいはずです。生徒達が自ら学ぶ姿勢になれるような授業をどうすれば作れるか、一緒に考えていけたらと思っています。
学ぶように遊びましょう。遊ぶように学びましょう。


教育心理学
森 彩乃 MORI Ayano

プロフィール
教職課程の心理学系の授業を担当しています。もともと、世の中のあらゆることに関心を持っていました。心理学や教育という軸ができてからは、より一層世界が興味深く感じられるようになりました。知れば知るほど知らないことが増えていくという学問の不思議を噛み締めながら、学ぶことを楽しみ続け、その楽しみを伝えられる人でありたいと考えています。

教職課程履修中の皆さんへ
教員を目指す者として、自覚を持って、自ら考え、意欲的に吸収し、研鑽を積んでください。将来の自分に誇れる今を過ごせるよう、力を尽くしてみてください。真剣に向き合うほど、その責任を重く感じ、思い悩むことが増えるかもしれません。それでも、教育と向き合い、自分と向き合い、精一杯の努力の先で見えてくるものが、きっとあります。生徒や周りの人と同じように、自分自身も大切にしながら、未来を見据えて進んでください。