大学院
Graduate school

教員紹介

大学院の教員を紹介します。
特別研究指導教員
濵沖 典之(商学研究科長・会計学系列)
大驛 潤(経営学系列)
大月 博司(経営学系列)
長田 芙悠子(会計学系列)
上池 あつ子(経営学系列)
清水 正博(会計学系列)  
白石 弘幸(経営学系列)
高橋 律(経営学系列)
寺戸 節郎(会計学系列)
増尾 賢一(会計学系列) 
森元 晶文(経営学系列) 
科目担当教員
(非常勤講師)
石塚 一彌(会計学系列) 担当科目:会計監査論特論I、II
坂本 秀夫(経営学系列) 担当科目:流通論特論I、II
福地 幸文(経営学系列) 担当科目:保険論特論I、II
濵沖典之
商学研究科長・会計学系列
租税法特論I・II、租税法演習I・II、
特別研究指導I・II、税務会計論特論I・II

主として課税所得計算構造の考察を行います。法人課税所得計算構造及び個人課税所得計算構造の考察、またトライアングル体制での逆基準性、課税所得計算と消費課税計算構造との関係についても考察します。良い論文を作成するためには形式的な面と実質的な面を整える必要があります。また論文は論理的でなければなりません。特別研究指導では税務会計研究に関するレポート作成から論文作成までの指導をします。
 
大驛潤先生
経営学系列
マーケティング論特論Ⅰ・Ⅱ マーケティング論演習Ⅰ・Ⅱ 特別研究指導Ⅰ・Ⅱ
管理論(大月先生)、組織論(白石先生)に対し、戦略論(大驛)では、経営戦略とマーケティング戦略の視点から、競争戦略とビジネスモデル等を中心に研究をする。戦略論は、経営学の中心的な科目であるとともに、企業経営における重要な領域となっている。企業経営における生産、開発、販売あるいは人事、財務、会計等全社活動が市場中心の下、戦略的に価値創造していく必要がある。そのためには経営戦略やマーケティング戦略の考え方やスキルが必要となる。経営戦略・マーケティング思考によって、価値創造と価値提供シークエンスが可能となる。
大月博司先生
経営学系列
現代企業管理特論I・II、現代企業管理演習I・II、特別研究指導I・II
現代社会において企業は欠くことのできない存在ですが、数多くの問題を抱えています。すなわち、企業の成長や社会的責任、企業統治などの問題や、意思決定やリーダーシップ、モチベーションという企業における人間行動に関わる問題などです。
私の講義ではこれらを企業管理の問題として個別にテーマ設定し、特論では座学を中心に、演習ではその応用を目指した履修者の報告を中心に、教員と学生が議論を交わしながら企業管理のエッセンスについて理解とその実践を図っています。
長田 芙悠子
会計学系列
財務会計論特論Ⅰ・Ⅱ、財務会計論演習Ⅰ・Ⅱ、特別研究指導Ⅰ・Ⅱ
IFRS(国際会計基準)は、日本では収斂の動きがやや鈍化しているが、新設の会計基準はいずれもIFRSに沿っており、近年、国内上場会社の適用も徐々に増えている(223社、2020年7月現在(日本取引所グループ))。新興国は直接準拠しており、IFRSが会計基準の世界的スタンダードと言える。この講義は、IFRSに理論と実務の両面からアプローチし、それを通して財務会計の概念、論理構制、枠組みに関する学術的基盤を確実に形成することを目標とする。
上池あつ子先生
経営学系列
国際経営論特論Ⅰ・Ⅱ 国際経営論演習Ⅰ・Ⅱ、 特別研究指導Ⅰ・Ⅱ
グローバリゼーションは進展しているものの、完全な世界経済の統合には程遠く、セミグローバリゼーションの状態にある。多国籍企業は、国・地域の多様性に直面しており、その多様性を意識しながら経営を行わなければならない。本講義では、多国籍企業と国際経営戦略を中心に、国際経営に関する経営理論を中心に学び、セミグローバリゼーションにおける国際経営戦略を考える知力を身に付け、特に、アジアや新興国・地域における国際経営戦略のあり方について検討・考察する。
清水正博
会計学系列
ビジネス・ロー特論Ⅰ・Ⅱ、 ビジネス・ロー演習Ⅰ・Ⅱ 、特別研究指導Ⅰ・Ⅱ
主としてビジネスに関する様々な法律を対象に研究を行っていきます。具体的には会社法や商法を中心に、実際の企業取引、ビジネスの現場で必要となる法規制や、企業会計法、情報法などについても取り扱い、総合的、複合的な視点をもちながら、法的問題点の把握、問題解決のために必要となる知識を身につけ、専門職業人としての知見を十分に示すことができるように研究指導を行っていきます。
ビジネス・ローという側面で、企業におけるCEO(最高経営責任者)、CFO(最高財務責任者)、CIO(最高情報責任者)等に求められる知見についても取り扱っていきたいと思います。
白石弘幸先生
経営学系列
経営組織論特論I・II、経営組織論演習I・II、特別研究指導I・II
組織内における個人の行動と心理、組織構造、組織文化、環境変化における組織の存続と成長等をテーマとした経営組織論に関する研究指導を行います。授業では、これらミクロ組織論とマクロ組織論の主要学説や近年の研究成果に関して、日本・中国・韓国の企業に関する比較事例研究を適宜取り入れながら理解の深化を図ります。ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)、ワーク・ライフ・バランス、ジョブ型雇用等の施策が企業の組織にどのような影響を及ぼしているかについても議論します。
高橋律先生
経営学系列
経営情報論特論I・II、経営情報論演習I・II、特別研究指導I・II
企業経営について、グローバルな経済・産業社会の論理的検証と専門的実証研究を基盤として指導を行います。実践的研究としては、ネットワーク敷設やネットワークシステム構築に関する実際的なスキルアップについて、実習形式の学習機会を提供します。さらに、 平成21年から大幅に内容が刷新された情報処理推進機構主催の情報処理技術者試験についても高度な資格取得を実現できるよう、その指導に当たります。
寺戸節郎
会計学系列
管理会計論特論I・II、管理会計論演習I・II、 特別研究指導I・II
経営管理のための会計情報を組織内部の各階層の経営管理者に提供する管理会計は、どのような情報を提供し、意思決定や業績管理にどう役立てるべきか、また実際にはどのような情報がどう役立てられているのかを、理論的、実証的に研究する。そのために管理会計の理論的基礎をしっかり理解するとともに、研究を通じて現実の経済社会において問題を発見し、自分で考え、解決する能力を養ってほしい。
森元昌文先生
経営学系列
国際経済論特論Ⅰ・Ⅱ、国際経済論演習Ⅰ・Ⅱ、特別研究指導Ⅰ・Ⅱ、外国文献研究Ⅰ・Ⅱ(英語)
グローバル化が加速する現代世界において進展する生産と資本の国際化・世界化は、国民国家を出発点とする国際経済学の伝統的な分析枠組みだけでなく、世界経済そのものを分析対象とする研究アプローチの重要性を高めている。特論I・IIでは、I・ウォラースタインの世界システム論を軸に、資本主義経済の歴史的転換と構造変化の検討を通じて研究の基礎となる理論的基盤の修得を目指す。演習I・IIでは、世界システムにおける国民経済の位置付けや国際分業ネットワークの回路としての貿易、国際投資、国際労働力移動、そして国際通貨の働きを考察していく。
増尾 賢一
会計学系列
財務会計論特論Ⅰ・Ⅱ、財務会計論演習Ⅰ・Ⅱ、特別研究指導Ⅰ・Ⅱ
歴史的に証券市場の発展により、多数の取引参加者の合意に基づく市場価格、およびそれを含む時価が、信頼され客観性をもつようになり、今日では会計の測定で広く使われています。
本講義では、証券市場の視点に立脚し、投資家等外部利害関係者報告会計である財務会計を理論的、制度的、実態的に研究していきます。特論では、高度な会計の専門知識の修得を目指し、演習・論文指導では、会計の基盤となっている概念や本質に係る論点について理解を深めた上で、論点の明確化、先行研究の網羅、自らの視点の確立、制度の歴史的展開、実態分析等、論文の作成指導を行います。