2018.06.27 (水)INFORMATION資格・教職課程

法制研究室と大久保ゼミの学生が学会の全国研究大会に参加

6月23日(土)、日本大学にて日本法育学会「第3回全国研究大会」が行われました。この大会には本学関係者が関わっているため、大久保ゼミなどから多くの学生が参加しました。

午前中の模擬裁判「犬の道事件」は、被告人の正当防衛の成否が問題となる事件でした。
この模擬裁判では、法制研究室1年の久保 雅乃さんが左陪席裁判官役として裁判員裁判の評議で表決数を数えるなど、重要な役割を果たしました。
また裁判員役として、本学出身で志學館大学准教授の杉山 和之先生が、証人に対して鋭い質問をしていました。その結果、被告人には正当防衛が成立するとして無罪となりました。

午後は、講談師で元保護司の一龍齋貞花さんによる「更生と自立にむけた取組み」と題する特別講演がありました。人気講談師による迫力ある講演に、本学学生も話に引き込まれていました。

20180623_01

20180623_02

特別講演ののち、全国の研究者による自由研究発表が行われ、本学出身の杉山先生が司会を担当しました。
3つの自由研究発表の1つは、本学非常勤講師の松井 丈晴先生による「労働法教育の必要性」と題する発表でした。身近でありながら教育の場でほとんどとりあげられてこなかった労働法教育について、実際にあった求人広告などを例に話をされていました。

本学教員のみならず全国の専門家が集結する学会に本学学生も参加し、最先端の研究に触れたことは、今後の勉強に大いに役立つことになるでしょう。
部署:企画課
電話:04-7183-6517