グローカルデザイン
    Glocal Design

    グローカルデザインとは

    プロジェクト研究「グローカルデザイン」について

    プロジェクト研究「グローカルデザイン」は、中央学院大学社会システム研究所が2020年に発足させた共同研究です。
    少子高齢化と人口減少が進むこれからの日本において、「地方消滅」の流れに抗して地域の活力ある経済社会の将来像を描くことがきわめて難しくなっています。本プロジェクト研究は、この閉塞状況を打開するため、今日、日本のあらゆる地域が人、物、サービス、情報のグローバルなつながりを持っているという事実に着目します。そして、地域がそのグローバルなつながりを生かしながら、地域固有の歴史・文化・産業・自然環境などの資源を活用して将来の経済社会の目標を描き、実現していくという手法を提案し、これをグローカルデザインと名付けました。そして、グローカルデザインの前提となる地域の潜在力を体系的に把握するとともに、それを踏まえて、実際に複数の地域を取り上げてグローカルデザインを実践し、ローカルでありながらグローバルなつながりを生かした地域の活力ある経済社会の将来像を描くことを目指しています。
     
    2020年9月
    研究代表 中川淳司(中央学院大学社会システム研究所長)