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学長挨拶

学生および保護者の皆さまへのメッセージ
~遠隔授業実施にあたっての学修支援金(給付)について~

市川学長(学位記授与式HP用)

 新型コロナウイルス感染症拡大にともない、すでにお知らせしましたように、当面の間、構内への立ち入りを禁止し、遠隔授業を行うことを決定しております。これは学生および教職員、さらに地域の方たちの健康と安全を守るための措置であるということについてご理解をいただきたくお願い申し上げます。

教育の原点が教室での対面授業にあることは言うまでもありません。教員から学生への一方的な知識の伝達にとどまるのではなく、教室での直接のふれあいの中で、互いに影響を与えあいながら、その両者が学問的にも人間的にも成長していくのだと思いますし、そうありたいと願っています。
しかし、そのような場を奪われてしまった今は、一日も早くその日が戻ってくるのを願いながら、遠隔授業の中でそれを果たしていかなくてはなりません。そのため教員は対面授業を前提に準備していた授業計画を遠隔授業向けに組み直し、職員も一丸となってその遠隔授業を支えるのみならず、その他の様々な面においても、皆さんがキャンパスにいる時と変わらぬ形で懸命の努力を重ねています。したがって、ご不便はあるかもしれませんが、遠隔授業の内容や質が対面授業より劣るものでもなければ、皆さんへの対応が変わるわけではありません。これはぜひご理解いただきたいと思います。

大学としては、遠隔授業の実施にあたって、できるだけ皆さんに負担のかからない方法で行うようにしていますが、通信環境や通信費の増大などに不安を感じる学生さんもおられるのではないかと思います。

そこで皆さんの通信環境を整えていただくための学修支援金として、学生一名につき5万円を給付することを決定いたしました。遠隔授業がより円滑に行われ、皆さんの学修効果が上がるよう役立てていただきたいと思います。給付方法につきましては追ってお知らせすることといたします。また、授業で使う教科書等につきましては、購入にあたっての宅配料を大学側の負担でお届けいたします。

本学においても遠隔授業は初めての経験ですが、これに代わる選択肢は今のところありません。しかし、すでに「コロナ以後の社会」が語られる今、この試みを、やむを得ない措置というのではなく、むしろ本学にこれまでの教育の価値転換を迫るパラダイムシフトとして前向きにとらえています。過去において疫病が歴史を変えてきたように、新型コロナ禍というこの奇禍をまさに奇貨として、本学の教育の基本をおさえながらも、変えるべきところは変え、学び、身につく教育の実践になおいっそう邁進してゆく所存です。
 
2020年5月14日
学長   市川  仁