2023.07.21 (金)TOPICS法学部

「フィールドワーク実践」の学外実習とKJ法を用いてのまとめ学習報告

5月13日(土)に法学部 非常勤講師 中臺 由佳里(なかだい ゆかり)先生の授業「フィールドワーク実践」で毎年恒例の学外実習を実施しました。この実習は夏季休業期間中の課題であるフィールドワークのための事前実習に位置付けられています。今年は降雨により布施弁天を往復するルートを変更して我孫子市内のルートになりました。

我孫子周辺に点在する古墳や旧東葛飾郡唯一の機械生糸工場跡、近世の旧水戸道中の我孫子宿の旅籠や明治から大正にかけての手賀沼を見下ろす別荘群の跡をたどり、我孫子の歴史を追体験しました。

当日参加できなかった学生は、別日程で上野・谷根千ルートを歩きました。上野の山のある上野台地と東京大学のある本郷台地と二つの台地に挟まれた旧藍染川(現在は暗渠になっています)の跡をたどり、戦火にあうことがなかった谷根千地域(谷中・根津・千駄木を合わせた呼称)をたどりました。

フィールドワーク実践2023年7月①

山一林組生糸工場跡の井戸
(残念ながら飲めませんが)

フィールドワーク実践2023年7月③

フィールドワーク実践2023年7月⑤

どちらも歩きながら様々な発見をして、メモや写真を撮りながら学びました。見慣れない景色に目を奪われていてはうっかり通り過ぎてしまいます。しっかりメモを取ることが大事です。

実習が終わった5月25日と6月1日の2週にわたって、整理法の一つであるKJ法を基にグループ単位で模造紙にまとめて行きました。まずは、メモを基に見出したことをメモに書きだし、メンバーの情報を整理してまとめ、グループごとに長所短所を評価します。

フィールドワーク実践2023年7月④

フィールドワーク実践2023年7月⑥

フィールドワーク実践2023年7月⑦

そしてこれが、今年度の努力の結晶です!
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