坂井ゼミ あびこ祭「学内くじ引き民主主義（学内熟議）2023」開催報告

10月28日(土)のあびこ祭において、法学部准教授 坂井 亮太先生のゼミ（専門演習Ⅱ）と公認サークル地域連携カイギの共催の「大学内くじ引き民主主義（学内熟議）」が開催されました。
学生、教員、職員という大学のすべてのメンバーを、くじ引きで選び、話し合いをする世界的にみても先端的なことです。

大村学長の挨拶のあとに、「私たちの学生生活を充実したものにするために、何ができるでしょうか？」をテーマとして、商学部、法学部、現代教養学部の1～4年生の学生、教員、職員から「くじ引き」で選ばれた20名が参加し、４つのグループに分かれて話し合いを行いました。くじ引きで選ばれた学生、教員、職員が、同じテーブルを囲み、話し合い（熟議）を行うのは今回が初の試みです。

話し合いの結果、「学長に届く匿名の目安箱の設置」、「学生から学生に大学の情報を発信するメディアを作る」、「オンラインコミュニティの導入」、「CGUポータルを使いやすくアップデートする＆使ってもらえるようにログインボーナスを導入する」、「スクールバスの増便」などの提案が各グループからなされました。議論後には、実際にグループに参加された川久保副学長から講評をいただきました。

参加した学生たちからは、「他学部の学⽣さんとコミュニケーションを取れたことが良かった」や「学⽣が⼤学に対してハッキリ意⾒を伝える良い場であると感じた」、「学年、学部の違った学⽣、教員の⽅々と意⾒を交わせる貴重な時間となった」といった感想がありました。

今回の「大学内くじ引き民主主義（学内熟議）」については、坂井ゼミの学生たちがデータを分析し学長に報告書を提出する予定です。