2023.12.08 (金)INFORMATION現代教養学部TOPページ掲載

【メディア情報】週刊読書人に黒川先生が『生きた内村に出会う―生い立ちから死に至るまでのその生涯ー』の書評を寄稿

現代教養学部教授 黒川 知文先生が、『週刊読書人』12月8日号に「生きた内村に出会う―生い立ちから死に至るまでのその生涯ー」と題して、関口安義著『内村鑑三-闘いの軌跡―』の書評を寄稿されました。

黒川先生は、書評で「芥川龍之介研究の第一人者である著者は、矢内原忠雄に関する大作を2019年に発表した。そして同時並行的にしていた内村鑑三に関する研究をまとめたのが本書である。大作であり、内村の息遣いが感じられ、甦る内村に対面することができる書である。本書では、内村の生い立ちから、弟子の背教と死に至る内村の生涯が時系列的に述べられている。特に『基督信徒の慰』『求安録』の内容が詳細に分析され、内村の闘う生涯が主題になっている。」とし、高く評価される点や印象に残った内村に関する記述を書かれています。
最後に「新しい内村像をも提示する本書。読者は『紙上』において生きた内村に出会うことができる。」と述べられています。
 

黒川先生『週刊読書人』12月8日号「生きた内村に出会う―生い立ちから死に至るまでのその生涯ー」

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