2023.12.21 (木)INFORMATION現代教養学部TOPページ掲載

【メディア情報】黒川先生の『関東大震災から100年 今に生きる「ボランティア」精神』寄稿文が掲載

「キリスト新聞」クリスマス号に現代教養学部教授で賀川豊彦記念松沢資料館館長でもある黒川 知文先生の「関東大震災から100年 今に生きる『ボランティア」精神』と題した寄稿文が掲載されました。
関東大震災から100年を記念し、今年は各地でさまざまな催しが行われました。復興のあり方にも多大な影響を与え、「ボランティア」という名が生まれる契機となった賀川豊彦氏による被災地支援関する記述を書かれています。

黒川先生は、書評で「民間による最大の救援活動が賀川によるものであった。それを支えたのは、神戸での14年間の貧民救済活動の経験と、小説『死線を越えて』の予期せぬ印税収入であった。実際、産業青年会の収入の3割以上は賀川の寄附金であった(『火の柱』第2号)。賀川の救援活動の根底には、何よりも神への信仰に基づく堅固な隣人愛があった。個人の魂の救いだけでなく社会そのものの救いをも求め、伝道活動と社会改革を並行して開始した賀川の活動。それは関東大震災によって、さらに首都圏においても展開していったのである。」と述べられています。

【メディア情報】黒川先生の『関東大震災から100年 今に生きる「ボランティア」精神』寄稿文が掲載

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