2024.03.14 (木)INFORMATION現代教養学部TOPページ掲載

【メディア情報】新潟日報他に皆川 満寿美 准教授のコメントが掲載

3月11日(月)付の新潟日報朝刊「都道府県議会本会議での呼称 男女とも「議員」23議会 「君」呼び本県など17 ジェンダー平等で逆転」の記事に、現代教養学部 准教授 皆川 満寿美 先生のコメントが掲載されました。

記事の内容は「都道府県議会の本会議で議長や副議長が議員を指名する際、23議会が男女問わず呼称として「議員」を使っていることが10日、各議会への取材で分かった。男女とも「君」は本県など17議会で、ジェンダー平等や男女共同参画を踏まえ、2022年以降に「議員」への移行が進み、逆転した。7議会が男性は「君」、女性は「さん」などと性別により使い分けていた。」と始まり、「東京都品川区議会では、昨年11月に傍聴に訪れた小学生の意見をきっかけに、今年2月の定例会で「君」から「議員」に改めた。」として、議員の呼称の変化について書かれています。

ジェンダー平等政策に詳しい皆川先生は「『君』は男性への呼称というのが一般的で、『君』と呼ばれることに違和感を持つ女性は少なくないだろう。また男女で呼称を使い分けるのは性別の違いを強調していると言える。都道府県議会での呼称に変化が見られるのは好ましいことだ。国会では土井たか子衆院議長らが在任中、議員に『さん』を使ったが、定着しなかった。小学校などでも性別にかかわらず『さん』とすることが増えており、国会でも、このような動きに早く追いついてほしい。」などとコメントされています。

なお、岩手日報、神奈川新聞、山梨日日新聞、北日本新聞、福井新聞、山陰中央新聞、愛媛新聞、南日本新聞にも同趣旨のコメントが掲載されています。

皆川先生は社会学やジェンダー研究を専門とされており、本学では「ジェンダー論」「現代社会論」「ダイバーシティー論」を主に担当されています。
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