現代教養学部 現代教養学科
Faculty of Liberal Arts

菅原 大一太

助教
菅原 大一太 / SUGAWARA Daiichita
学生へのメッセージ
大学での勉強を自分自身の脈絡の中に取り入れていくと、自分なりのことばが生まれてくるかと思います。学生のみなさんが、普段の生活に知的な営みを合流させて、楽しく充実した大学生活を送ることを願っています。
管原大一太
出身大学
成蹊大学 文学部 英米文学科
最終学歴
成蹊大学大学院 文学研究科 英米文学専攻 博士後期課程 単位取得退学
取得学位
  • 1998年:学士(文学)
  • 2002年:修士(文学)
専門分野
  • アメリカ文学
主な担当科目
  • 英語リスニング・スピーキング
  • 英語リーディング・ライティング
  • コミュニケーション英語、他
所属学会
  • 日本アメリカ文学会
  • 日本英文学会
  • 日本アメリカ学会
  • 日本メルヴィル学会
  • 日本ナサニエル・ホーソーン協会
  • The Modern Language Association of America 
現在の研究テーマ
  • アメリカと言語空間
人種的、文化的な多様性を持つアメリカを、1つの共同体としてまとめ上げている規範の一つとして、アメリカの独立宣言が挙げられます。現在においてもなお、この独立宣言の一節が演説などの中で取り上げられていますが、このことは建国時に発せられた「ことば」が、常に現在とリンクしていることを示しています。19世紀のアメリカ文学を中心に、現実世界を言語空間に移し替えた文学テクストのなかでことばが生き生きと立ち上がるとき、そこでどのようにアメリカらしさが関わっているのかを、言語の機能そのものに着目して考察しています。
主な教育・研究実績
  • 論文「凪と風の動作性-Herman Melville, “Benito Cereno”における風景描写について」(成蹊人文研究 第15号 P.33~P.43、2007年3月)
  • 論文「インクとしてのバートルビー―“Bartleby, the Scrivener: A Story of Wall-Street”における記号の物質性について」(成蹊人文研究 第23号 p.1~p.12、2015年3月)
関連情報
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