2019.07.19 (金)TOPICS商学部

総合講座「人間と自然」ボランティア活動体験報告会

6月24日(月)に、商学部 葉山 大地准教授の総合講座「人間と自然」の授業において、我孫子市内の市民活動団体にボランティアに行った学生たちによる体験報告会が行われました。

この授業では、学内外のさまざまな分野の専門家をゲストスピーカーとしてお呼びして講演していただき、さまざまな生き方や考え方に触れることで、自分自身の考え方を広げたり、新しい視点に気づいたりすることができます。また、6月から7月にかけて我孫子市内の市民活動団体の皆さまにご協力いただき、実際に市民活動に参加することで我孫子市内の公共や福祉についての理解を深めていきます。
【ご協力いただいた市民活動団体】
団体名活動内容
NPO法人手賀沼トラスト田畑の手入れ、農教室に参加して野菜の植え付けなど
NPO法人住み良いまちづくり研究所竹林整備、伐採した竹を用いた竹灯篭の制作補助
花かごの会、元気フェスタ実行委員会我孫子駅(南口)ロータリーの植物の手入れ
並木小学校あびっこクラブ並木小学校の子どもと遊ぶ・宿題をみるなどの学習支援補助
あびこ子ども食堂けやきプラザ「うなきちさん家」で調理、配膳、片付け、接客など
地域支援センターみんなの広場「風」地域支援センターみんなの広場「風」での畑作業、公園清掃、商品作り補助
【参加学生の声】

住みよい待ちづくりの会1

「竹を切ることの難しさや竹林を整備する大変さを実感することができた。活動しているみなさんの平均年齢が70歳くらいだったため、大学生の体力は貴重で、役に立てたことは嬉しかった。」
(体験先:NPO法人住み良いまちづくり研究所)

住みよいまちづくりの会2

「電動ドリルを使用するのは初めてで、初めのうちは怖さを感じたが、模様を選び、自分の名前が彫った竹灯篭を作成できたのいい経験になった。使う道具も完成する頃には使いこなせていると感じた。スタッフさんに助けてもらい、市民活動を通して助け合えることの大切さを感じた。」
(体験先:NPO法人住み良いまちづくり研究所)

子ども食堂

「飲食店でのアルバイト経験があり、調理や接客のサポートを行った。食堂に来ていた保護者の方とも話すことができ、子ども食堂の存在意義も理解できた。」
(体験先:あびこ子ども食堂)

人間と自然

人間と自然②

授業を担当している葉山先生は、「ボランティア経験の無い学生も多かったが、市民活動への参加によって感じた市民活動の意味や意義について独自の視点で報告する学生が多く、体験を通して様々なことを発見し、学びにつなげる学生の力を感じた。竹灯篭作りや田んぼ整備など、最初は難しいと感じたことも時間と共にできるようになるという体験を通して自信をもった学生もいるのではないか。」と話していました。

なお、NPO法人住み良いまちづくり研究所のご協力により制作した竹灯篭は、8月31日(土)に開催予定の「第12回あびこカッパまつり」で展示されます。
<お問い合わせ先>
部署:企画課
電話:04-7183-6517