1年生対象ゼミ「基礎演習」における特別講演開催報告

６月24日(木)2時限目、現代教養学部 佐藤 寛教授の1年生対象ゼミ「基礎演習」に講師として日経メディアプロモーション株式会社 東日本本部 教育企画課長 野川 知紀氏をお迎えし、「日本経済新聞社環境宣言」をテーマに講演していただきました。

現代教養学部では日本経済新聞を必修科目「メディアリテラシー」の教材として使用しています。
企業におけるSDGsの役割を学ぶ学生が「日本経済新聞社環境宣言」に注目して発表したことが発端となり、野川氏に講演をお願いすることになりました。
野川氏は本学商学部の卒業生で、現代教養学部のキャリア教育について日頃から様々なご助言やご協力をいただいております。

 

講演の前半は日本経済新聞社の取り組みとして、ペーパーレスの推進や工場での省資源の取り組み、ごみの再資源化などについて、後半ではコロナ禍以降の企業の採用活動の動向についてお話いただきました。

なお、今回は同時限の「基礎演習」を担当されている中川 淳司教授、齋藤 大輔准教授、靑葉 幸洋講師との合同ゼミで、2年生～4年生の受講希望者も参加しました。
参加した学生からは「御社のSDGsの対応について、さらに強化するとすればどのような点か？」「社内の省エネが徹底しているが不便に感じることは？」など活発な質問があり、授業終了後にも野川氏から熱心に話を伺う学生たちの姿がみられました。

講演では環境問題や新聞記事のスクラップ作成方法と就職活動に結びつける重要性についてお話いただき、受講した学生たちにとって研究テーマや将来の職業を考えるたいへん貴重な機会になりました。