黒川先生が韓国・大邱大学で講演

11月2日(水)、韓国の大邱（テグ）大学にて第34回賀川豊彦学会が開催され、現代教養学部教授の黒川 知文先生が講演されました。

大邱大学は中央学院大学の協定校であり、本学現代教養学部長の佐藤 寛先生を通して研究活動での交流があります。また大邱大学教授の河 映秀先生は、本学社会システム研究所の研究員として1年余り滞在されました。

戦前、大邱大学創設者の李永植牧師が神戸神学校で学んだ時に、同神学校卒業生である賀川豊彦と親交があり、1956年に賀川の精神に基づく障がい者のための韓国社会事業学校を開設したのが、今日の大邱大学の起源です。今は15学部と8大学院から成る韓国を代表する総合大学に発展し、広大なキャンパスがあります。

大邱大学のかねてからの希望により、第34回賀川豊彦学会大会は、同大学のサイバー大学開校20周年記念式典に合わせて開催されました。黒川先生は、賀川豊彦記念松沢資料館の館長、学会理事でもあり、「賀川豊彦と野村彦忠－神の国運動の結実－」と題して、対面とオンラインで講演されました。

講演後には、賀川豊彦作のステンドグラスがある大邱大学の教会を訪れ、教会併設の賀川記念館にて、賀川学会から賀川直筆の掛け軸を大邱大学に寄贈しました。
 

• 現代教養学部 黒川知文先生の教員紹介ページはこちら