2018.09.01 (土)TOPICS現代教養学部

黒川 知文先生「基礎演習」の夏合宿

現代教養学部 黒川 知文教授の「基礎演習」を履修する1年生が「夏休みに読んだ本の発表と自分の生きがいをさぐる」をテーマとして、9月5日(水)から1泊2日で、館山セミナーハウスにて夏合宿を行いました。

夏休みに読んだ本は小説が多く、『罪と罰』(ドストエフスキー)、『雪煙チェイス』(東野圭吾)、『世界の中心で、愛を叫ぶ』(片山恭一)、『カラフル』(森絵都)、『アライバル』(ショーン・タン)、『君の膵臓をたべたい』(住野よる)等がありました。各自があらすじと感想を記したレジュメを用意し、発表し合いました。

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黒川先生による「生きがいを知るワークショップ」では、シュバイツァーの生涯と思想が紹介され、自分の生きがいを探り、それに応じて人生計画を立てることの大切さを学びました。
各自が生きがいは何かを考え、そのために今やりたいことをワークシートに列挙し、優先順位をつけ、さらにジャンケンでペアになり発表し合って優先順位を修正しました。
読んだ本の発表と黒川先生のワークショップ以外にも、大学の教室ではできない活動(バスケットボール大会、バーベキュー、砂浜での花火大会、トランプなど)を通して交流し、親睦を深めました。

黒川先生の「基礎演習」では、前期は日本史における人物、後期は世界史における人物の生涯と思想を、各自調べて発表します。前期では、空海、親鸞、勝海舟、高楠順次郎(中央学院創設者)、新渡戸稲造、夏目漱石、杉原千畝等、後期では、ジャンヌ・ダルク、ナポレオン、リンカーン、エジソン、ガンジー、チャップリン等です。これらの人物に関するDVDなども上映します。目的は、先人の生き方に学ぶことです。
11月には佐倉市にある国立歴史民俗博物館を訪問して、日本の歴史と文化について一日かけて学ぶ予定です。

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黒川先生の専門は「宗教史」で、現代教養学部で「キリスト教の思想」「ユダヤ教の思想」「宗教学」を担当されています。また2年次から始まるゼミでは、「人類文明の基礎である聖書を読みこみ、宗教思想と歴史を理解する 」をテーマとしています。黒川先生のゼミ紹介はこちらのページへ
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