2023.06.26 (月)TOPICS現代教養学部

林ゼミ「手賀沼の外来生物駆除活動」で市民団体とコラボ

現代教養学部 林 健一教授のゼミでは、現代社会の地域課題をどうすれば解決することができるのか、調べ、学び、考えています。
今回はその活動の一つとして、6月25日(日)に手賀沼流域フォーラム実行委員会(八鍬雅子委員長)が開催した「外来生物駆除活動」に参加しました。

今、手賀沼には至るところに特定外来水生植物のナガエツルノゲイトウとオオバナミズキンバイが繁茂しています。小さな茎の切れ端から発芽し、大きな群落をじゅうたん状に形成します。それが大雨や大風でちぎれて漂流し、流れ着いた先でまた大きく成長していきます。漂着した大群落は、ボートが出せなくなったり、排水機場のポンプを詰まらせたりするなどの支障の原因となっています。

林ゼミ「手賀沼の外来生物駆除活動」で市民団体とコラボ01

本学からは、林ゼミの2年生、3年生有志4名に加え、商学部3年生1名が参加しました。当日は33名の参加者があり、我孫子市役所手賀沼課、白井市役所環境課、美しい手賀沼を愛する市民の連合会(美手連)、市民ボランティアの皆さんたちと、気温が30℃に迫る中で、水中作業と陸上作業を分担しながら駆除活動に汗を流し、約2時間の作業に従事し、土嚢袋で100袋近くの外来植物を駆除しました。

林ゼミ「手賀沼の外来生物駆除活動」で市民団体とコラボ02

林ゼミ「手賀沼の外来生物駆除活動」で市民団体とコラボ03

参加した学生たちは、特定外来水生生物の量の多さに驚くとともに、ペットボトルなどのプラスチックごみが手賀沼に多数浮遊しているのを目の当たりにして、身近な地域の環境問題を実感していた様子でした。また、現場の裏方作業をサポートしていた我孫子市手賀沼課の職員の1人は本学の卒業生であり、OBと交流する一幕も見られました。
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