2022.08.05 (金)INFORMATIONアクティブセンターTOPページ掲載

本学教授陣がアクティブセンターで1DAY講座(8/19申込締切)

本学アクティブセンターの「1DAYピックアップ講座」にて、大村学長をはじめ本学の5名の教員が、それぞれの専門のテーマをわかりやすく解説いたします。ご興味のある方はぜひお申込みください。
(講座受講料:各1,000円、申込み締切:8月19日(金))

<講座タイトル>

10月4日(火)10:40~12:10
学長/法学部教授 大村 芳昭先生
「18歳成年制度を考える」

2022年(令和4年)4月1日から、民法上の成年年齢を従来の満20歳から満18歳に引き下げる法改正が実施されました。この講座では、明治時代の日本で成年年齢が満20歳と定められた経緯、各国における成年年齢との比較、今回の改正の理由、改正の射程距離(他の法令との比較)、今回の改正の社会的意義などについてお話しさせていただきます。
<講座番号「H1」>
 

大村芳昭先生


10月18日(火)10:40~12:10
商学部長/教授 佐藤 英明先生
「老いと死をみつめて」

加齢による機能低下や老化現象を遅らせようとすることは「アンチエイジング」と呼ばれます。「エイジング」とは「年をとること」です。若いときは年をとるごとに成長し、できなかったことができるようになっていきます。それに対し高齢になると、年をとるごとに、それまでできていたことができなくなっていきます。そんな「老い」について、映画やアニメなどを題材にして気楽に考えてみましょう。
<講座番号「H2」>
 

佐藤英明先生


11月1日(火)12:50~14:20
社会システム研究所所長/現代教養学部教授 中川 淳司先生
「ビジネスと人権をめぐる内外の動向について」

企業がビジネスを展開する上で、人権への配慮が不可欠となっています。これを明確に打ち出したのが、2011年に国際連合が承認した「ビジネスと人権に関する指導原則」です。指導原則には法的拘束力はありませんが、欧米諸国はこれを法制化しています。日本政府も最近になって日本企業が指導原則に従った社内体制の整備を求めるようになりました。講義では、ビジネスと人権をめぐる内外の動向を解説します。
<講座番号「H3」>
 

中川淳司先生


11月22日(火)12:50~14:20
法学部教授 白水 智先生
「破棄された古文書を読み解く ー襖の下張に隠された日常ー」

古文書の中には、通常いの伝来とは異なり、襖の下張などに利用されて偶然残されたものがある。それらは家にとって大切な書類とは認識されず、本来破棄するつもりで再利用に回されたものである。しかしそのために、かえって普通であれば残らないような日常に関する隠れた一面を物語る場合がある。今回の講座では、江戸時代の五街道の1つである甲州道中の宿場から発見された下張り古文書について、その整理の過程と内容の紹介を行いたいと思う。
<講座番号「H4」>
 

白水智先生


12月8日(木)12:50~14:20
現代教養学部教授 望月哲男先生
「トルストイの戦争観と文学」

19世紀の帝国の時代を生きたトルストイは、戦争に縁の深い作家でした。自身で戦争を経験し、過去の戦争を小説に描き、また同時代の戦争を憂慮して、非暴力の立場から批判しました。そんな彼の戦争観は、今日の私たちの頭と心に訴えかける力を持っています。この講座では、小説『戦争と平和』や、日露戦争を批判した「悔い改めよ」などの文章を題材に、トルストイの戦争観を皆さんと共有し、その意味を考えてみたいと思います。
<講座番号「H5」>
 

望月哲夫先生


講座番号講座名日程時間講師
H118歳成年制度を考える10月4日(火)10:40~12:10大村芳昭教授
H2老いと死をみつめて10月18日(火)10:40~12:10佐藤英明教授
H3ビジネスと人権をめぐる内外の動向について11月1日(火)12:50~14:20中川淳司教授
H4破棄された古文書を読み解くー襖の下張に隠された日常ー11月22日(火)12:50~14:20白水智教授
H5トルストイの戦争観と文学12月8日(木)12:50~14:20望月哲男教授
<お問い合わせ先>
部署:アクティブセンター
電話:04-7183-6529
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