2024.03.27 (水)TOPICS法学部

日本リメディアル教育学会「第12回関東・甲信支部大会」開催報告

3月15日(金)、中央学院大学で日本リメディアル教育学会の第12回関東・甲信支部大会が開催されました。

日本リメディアル教育学会は、大学生や大学入学を予定している高校生などの学修・学習支援について研究・実践する人たちが集まる学会です。学会の理事である大村学長をはじめ、中央学院大学の複数の教員がこの学会の会員となり、学生の力を伸ばすための教育や支援に関する研究活動を行っています。

15日(金)に行われた関東・甲信支部大会では、大村学長の挨拶のあと、会場である中央学院大学の教員による企画、学会の会員5組の研究発表が行われました。

日本リメディアル教育

中央学院大学の企画では、「基礎科目の学内連携を探る―英語・日本語・情報科目のつなぎ方―」と題して、法学部の田中啓行先生が座長、大島幸先生(英語科目担当)、田島ますみ先生(日本語科目担当)、山口誠一先生(情報科目担当)が発表者となり、専門科目の学修や卒業後の仕事の前提となる基礎力を身に付けるための基礎科目の連携についての議論が行われました。英語の文章を読むことと日本語の文章を読むことに対する学生の意識の違いや、情報科目でレポートを書く前提として日本語科目でレポートの書き方を身につけておく必要があることなど、具体的な事例をもとに、科目間で連携して学生の学修効果を高めるためにどうすればいいかについて、さまざまな意見が交わされました。

企画に登壇した先生方をはじめとして参加した方々から、今後も継続して議論していきたいという声が聞かれました。

日本リメディアル教育(田島先生)

田島 ますみ先生

日本リメディアル教育(大島先生)

大島 幸先生

日本リメディアル教育(田中先生)

田中 啓行先生
<お問い合わせ先>
部署:企画課
電話:04-7183-6517